Let's go! Kick somebody!!

ムチャクチャな映画感想文

『ブエノスアイレス』 2003.06.15

深夜何気にTVチャンネルを替えた。
いきなり男同士のエッチシーン。
土曜の深夜3時半。
一気に目が覚めた。

 

光の少ない映像だってのが素人にもわかる。
意図している?単に、貧乏?
でも、それが妙にかっちょい~。
タンゴもしっくりハマってる。
砂漠で「水、水くれぇ~」ってくらい相手のことを求めているのに
裏腹な態度、言葉・・・そして、自己嫌悪。
手に余るほどの愛しさ、喉の奥がヒリヒリするような切なさ、
呆然としてしまうくらいの成り行き・・・あの頃の私と一緒だ。

 

映画が終わって窓の外を見るとあの日と同じ曇り空、鳥が鳴いている。
そうだった、始まったのはちょうどこの季節、
明け方、同じカーテンを開けた。

 

しばらくの間、この映画が頭から離れなかった。ハマった。
レスリー・チャンにハマり、トニー・レオンも気になりだした。
結末がわかりやすいハッピーエンドになってないことに腹が立った。
私はまだまだハマっている。

 

<毎日観たい>

 

ちょっとだけよん ≪あらすじ≫

香港に住むゲイのカップル、レスリー・チャントニー・レオンが、
ブエノスアイレスに愛の逃避行。
ラブラブしつつも、ケンカをしてしまい、
異国の地でそれぞれの生活が始まる。
地道に働くトニー様。お妾同然のレスリー様。
2人は再会し、レスリーさまはいつものように「やり直そう」と言うのだが、
今回ばかりはかたくななトニー様。
お互いどうしようもなく好きなのに、
なんでこーなるのっ?ぴょん。(←懐かしのギャグ)