Let's go! Kick somebody!!

ムチャクチャな映画感想文

『オーシャンズ11』 2003.08.12

この映画を観た何人かに「どーだった?」と聞くと、
みんな即答が返ってこない。
どんなにつまんねーのか?と妙な期待感があった。ワクワク。

仲間が集まってお仕事する、「必殺仕事人」の泥棒バージョン in ベガス。
けど、この仕事人、どいつもこいつもイマイチ不安なのよ。
ジジィは死にそうだし、仲わりーヤツらもいて、あんちゃんはびびってるし、
おまけにジョージ・クルーニーが作戦から下りちゃうし、
その他モロモロハプニング連発で、心配なのよっ!なハラハラ、ドキドキ。
これがトム様(←トム・クルーズ)の映画なら、ビシビシとみんなキメて、
親指立てて、グー!!なのにね~。

まぁ、でもこのズッコケ感が私は好きですな。庶民チックでさ。
だからなのか、全員がムショに入ってシマシマの服を着ている姿が
頭に浮かんでしまい「こんなオチつけんでくれよ」と祈ってしまった。
ラスト近く、噴水の前で一列に並んで満足気な表情で、
仲間と別れていく仕事人たちにホッ。
その後がね~、なんか締りのない終わり方だったなぁ。
確かにそれは妥当な終わり方だと思うけど、なんかな~ピリっとしてないの。

これ、キャストのムダ遣いと違いますか?
アンディ・ガルシアじゃなくても、いーじゃん。
ジュリア・ロバーツじゃなくてもぜんぜんいーよ。つーかハマってないし。
マット・デイモン小暮閣下(←オヤジギャク風)は脇役すぎる。
豪華すぎるキャストだから、みんなすんごい期待しすぎちゃって、
そこそこのお話なのに、物足りんぞーってなっちゃったのかも。
私はけっこう楽しめましたよ。。

おっと、基本的なしつもぉーん!
ジョージ・クルーニー様の相棒役は、ブラピですか?
(合っていようと違っていようとこの質問をすること自体どつかれそーである)

 

<もう、お金かけて観ることはないけど>

 

ちょっとだけよん≪あらすじ≫

 

刑務所から出てきた泥棒のオーシャン(ジョージ・クルーニー)は
すぐにラスベガスのカジノの地下金庫を襲撃する計画をたて、
かつての仲間たちを集め始める。
なかなか思うように進まないが、彼の本当の目的はお金以外にあって・・・。