Let's go! Kick somebody!!

ムチャクチャな映画感想文

『ターミネーター3』 2003.08.22


私がアクション好きになったきっかけが、『ターミネーター』 
観るしかないでしょ。

お久しぶりーのシュワちんがまたまた全裸でやってまいりました。
後姿、揺れる袋は見えません。ちっ。
そのちょい前に全裸のねーちゃん、現る。
髪の毛くりくりでめっちゃプリチー。
お着替えなさってからが怖かった。
壊す!壊す!壊す! 
今、壊したのは何?つーくらい、とにかくぶっ壊す。
うれしくて笑ってしまった。
(笑えるかどーかが私のバロメーター。
すんごいシーンほど笑っちゃいます)

不気味さでは『T2』のにーちゃんの勝ちだけど、
すさまじさではこの赤ねーちゃんの勝ちぃー!
シュワちんと直接対決のシーン。
壁にぶつけられ、引きずられても、カバっと起きあがって
今度は相手をぶつけて、引きずって・・・こーたいばんこ。
赤ねーちゃんは幼稚園児がぬいぐるみをブンブン振りまわして
「えいっ!えいっ!」ってやってるよーなムチャクチャかげん。
やっぱ、『ターミネーター』シリーズはすごいっす。
ラスト、実に意外でございますのよぉ~。そーくるのか?(←構えのポーズ)
これじゃ、何のために『T1』『T2』でがんばったのよってかんじじゃん。
するってーと、『T4』有り?うん、アリアリだわよ。
つなげますわよってことか。
まっ、ジョン・コナーが死ぬまでやっとくれ。
私は『T2』が今んところ1番好き。
ドンパチドッカーンが派手にありつつ、心理描写もキッチリあって、
ドラマチックだったから深みがありましたわ。
今回の『T3』はちと浅め。ラストを観ると、どーしても「つなぎ」の印象。
『T4』は確実に盛り上がるでしょう、絶望からはいあがるわけだから。

シュワちんったら、知事さんになっちゃったじゃん。どーすんのよ。『T4』

 

<そのうちシリーズ通して観るぞ>

 

人類の救世主となるジョン・コナーを抹殺するため、
未来から、かわい子ちゃん型マシーンがやってくる。
そして、かわい子ちゃんからジョン・コナーを守るため、
これまた未来からマッチョ型マシーン(シュワちん)がやってくる。
そして、壮絶なぶっ壊しバトルが始まる・・・。

『HERO』 2003.08.21

美すぃ~。
とーにかく美すぃ~のだぁ~!!(←ここはバカボンのパパ調で)
アクション好きで♪アーアーアクショ~ン大魔王♪なあたくしとしては、
ガッチガチにやってくれちゃうのを期待しておったのだが、
闘っている姿より背景に目がいってしまうくらい、
闘いの舞台が美しいのである。
びゅーちほー!
湖のシーンはマイナスイオン放射中ってくらい、いかにもな中国的風景。
宮殿の中で王さんとトニー様が闘うシーンは
緑の布がやわらかくなびいて官能的でさえありましたわ。
私の頭の中は『美意識』という単語がグルグル。
シーンによって登場人物全員の衣装の色を同じにする映画なんて
観たことないざますよ。
特に色に執着しているご様子。
なんだか狂気も感じるくらい。
あぶないっつーか、痛いっつーか。
あと風もポイント。
衣装や髪がなびいて闘っている姿もすごくお上品。
アクションものなにのにすごーくエレガントなのよっ!!
(↑ここはオカマチックに)
翌日観た『ターミネーター』とは対極のところにあるかも。
ラスト。実は防いじゃいました~ってなるのかと思ったけど、
やっぱ、そんなことはないわよね。
中国版『マトリックス』って評判だったみたいだけど、
あたしゃ、『HERO』のほうが良くってよ(←急にお蝶夫人
(まっ、私にとって『マトリックス』はあんまり・・・だったからね)
トニー様目的でコレを観たっつーのもあるんすが、いっや~いい男っ!!
ブエノスアイレス』の時はちとダサめだったけど、
えっらいシブくカッコよくおなりでございましたわ。
ヨダレたれそ~。
主役のジェット・リーよりカッコよくてえーの?なんて心配も。おほほほ。
そして、許せないことが1つ。
登場人物が履いている靴がなーんか「ちーがーうー」ってかんじ。
昔、私が履いていたブーツを思い出して、足元が映るたびに、
ひゅっと現実に戻るかんじがおしかったな~。

後日メイキングの役者編をレンタル屋で借りたけど、
これはつまんなかった。
舞台裏を見ちゃうと映画の感動が薄れる人間みたいっす、あたしって。

 

<映画館で観るべし>

 

皇帝を狙う3人の刺客を「ボクちゃん、殺しましたぁ~」と
ジェット・リーが宮殿に乗り込んでくる。
皇帝は「どんなふうにやったんか、言うてみー」と彼に語られせるのだが、
「うっそー、まっじぃ~、なんかあやし~」と疑い出す。

『金玉満堂 決戦 炎の料理人』 2003.08.16

きんた・・・ま・・・まん・・・いや~読めないわ、このタイトル。
ストーリーは料理の鉄人。相手よりウマイものをつくる。
でなきゃ、店がつぶれる。で、・・・コントでございますよ、コ・ン・ト。
例えばね、人間より大きい魚が調理場でビッチビチ大暴れ。
(人間より大きい魚っつー時点でコントなんだけどさ~)
それを押さえようとみんなでドタバタ。
魚を持っている人がビチビチさせているのが丸わかり。
魚も泳ぐ千石風呂。
あれーと仰向けに転がった女の子の上にレスリー様がのかっちゃって、
なんだかHな態勢。
そんでもってレスリー様の背中の上で魚がビーチビチ。
お約束のようにブチューブチューとチューしまくり。
最後に魚は窓から飛び出し、工事中のマンホールにスポッ。
ありえる?あーりーえーなーいっ!!
わかった、わかった。好きにおやんなさい。あたくし、心、広いから。
レスリー様がやりたかったことなら、許すわ。
でもね、でもね、ラスト、乾杯~♪のシーンの見せ方はどーよ?!
無理矢理最後にオチをつけるのは香港コメディの王道?
レスリー様だけ役を離れたカッコしちゃって。スターの特権?
この映画は凹んでる時に観るとバカバカしくて腹立つから、
幸せいっぱい、夢いっぱい・・・そう結婚直前になら、
微笑みながら観ることができるかもしれない。
その日は永遠に来んかもしれんがの。
わーはっはっはっ(←笑えないでしょっ)

 

<けなしながらも気になる>

 

香港マフィアの息子、レスリー・チャンは父親の跡を継ぐことを嫌い、
ふらふらプー生活をしているうちに、
ある中華料理店の存続をかけた料理決戦に巻きこまれる。

『ヘドウィグ アンド アングリーインチ』 2003.08.15

なんだ?このめっちゃパンクなおばちゃんは?と思ったら、オカマさん。
なんつーか、ツイてないっつーか、不運っつーか・・・、
そんなことばっかのオカマパンクロッカー。


タイトルの『アングリーインチ』はぶっちゃけ言うとぉー(←キムタク風味)
すんごい代物なんすよ。ぶっちゃけ言ってないじゃんって?
下ネタ系だもん、言えない。きゃは。(←少女マンガ風)
まっ、そのへんのとこにも哀れがにじんでおります。

 

でもね、お歌はサイコー!イェーイ!イカしてますよ。タコしてますよ。
「愛の起源」っちゅー歌は自分の片割れを探して、
1つになろうとするのがエッチだよんと絵ときで解説。
大人のセサミストリート、オカマパンクロック編。
これがけっこうジーンときて、そーかもと納得。

油絵のようなメイクにハデハデの衣装、
完全装備でシャウトする姿もキマっておりましたが、
ラスト、はげたメイク、ヅラを外し、パンツ一丁で歌う姿が一番カッコよかった。
涙が出るほど・・・いや、出た。号泣。
その痛々しい姿に不思議とタフさを感じた。
いろいろあって傷ついて、悩むことで、好むと好まざるとに関わらず鍛えられ、
ありのままの姿をさらけだす強さを手に入れた・・・手に入れてしまった。
絶望しても、それでもよろよろと前に歩いていくしかない。
それが、人生(←遠い目をしてみる・・・ふっ)

この映画の解説やメイキング、キャストの素顔とか一切知りたくないと思った。
知ったら現実に引き戻され、感じたことが薄まってしまうような気がするんだもん。
だから、これがフィクションかノンフィクションかも知らない。それでいーのだ。

映画の宣伝コピーに「愛の映画」っつー言葉があったけれど、
わだすは「愛」より「人間の強さ」を感じたな~。

 

<凹んだ時にまた観たい>

 

旧東ドイツで育ったヘドウィグ。
ここを脱出するために性転換手術を受けるのだか、すぐにベルリンの壁崩壊。
彼は音楽活動をしながら、ある青年と出会い、彼にロックの手ほどきをしつつ、
2人は愛し合うようになる。
やがて、青年は1人でプロデビュー。
しかも2人で作った曲を自らの曲として発表してしまう。
ライブハウスツアーを続けるヘドウィグは荒れ放題・・・。

『オーシャンズ11』 2003.08.12

この映画を観た何人かに「どーだった?」と聞くと、
みんな即答が返ってこない。
どんなにつまんねーのか?と妙な期待感があった。ワクワク。

仲間が集まってお仕事する、「必殺仕事人」の泥棒バージョン in ベガス。
けど、この仕事人、どいつもこいつもイマイチ不安なのよ。
ジジィは死にそうだし、仲わりーヤツらもいて、あんちゃんはびびってるし、
おまけにジョージ・クルーニーが作戦から下りちゃうし、
その他モロモロハプニング連発で、心配なのよっ!なハラハラ、ドキドキ。
これがトム様(←トム・クルーズ)の映画なら、ビシビシとみんなキメて、
親指立てて、グー!!なのにね~。

まぁ、でもこのズッコケ感が私は好きですな。庶民チックでさ。
だからなのか、全員がムショに入ってシマシマの服を着ている姿が
頭に浮かんでしまい「こんなオチつけんでくれよ」と祈ってしまった。
ラスト近く、噴水の前で一列に並んで満足気な表情で、
仲間と別れていく仕事人たちにホッ。
その後がね~、なんか締りのない終わり方だったなぁ。
確かにそれは妥当な終わり方だと思うけど、なんかな~ピリっとしてないの。

これ、キャストのムダ遣いと違いますか?
アンディ・ガルシアじゃなくても、いーじゃん。
ジュリア・ロバーツじゃなくてもぜんぜんいーよ。つーかハマってないし。
マット・デイモン小暮閣下(←オヤジギャク風)は脇役すぎる。
豪華すぎるキャストだから、みんなすんごい期待しすぎちゃって、
そこそこのお話なのに、物足りんぞーってなっちゃったのかも。
私はけっこう楽しめましたよ。。

おっと、基本的なしつもぉーん!
ジョージ・クルーニー様の相棒役は、ブラピですか?
(合っていようと違っていようとこの質問をすること自体どつかれそーである)

 

<もう、お金かけて観ることはないけど>

 

ちょっとだけよん≪あらすじ≫

 

刑務所から出てきた泥棒のオーシャン(ジョージ・クルーニー)は
すぐにラスベガスのカジノの地下金庫を襲撃する計画をたて、
かつての仲間たちを集め始める。
なかなか思うように進まないが、彼の本当の目的はお金以外にあって・・・。

『夢翔ける人 色情男女 VIVA EROTICA』 2003.07.21

・・・ん、にゃーっ!!どーすんのよ、この空気!
と、終わった画面に聞いてみた。
このオチをやりたいがためのポルノ映画の監督の話じゃねーのか?
あん?
オチに命をかけるとこなんざーあたしゃ好きだがね、
どーよ?!このオチ!
映画製作のシビアーな現実、それぞれの今と夢、成長。
意外にシリアスだったりして、エピソード的に「ほう、ほう、ほう」
けどね、けどね、レスリー様の相手役がかーいくないのよっ!
主役の彼女が十勝花子似ってのは納得いかん。
じゃ、誰なら納得いくの?
ふっふっふっ、あ・た・く・し。
バッコーン(←ハリセンツッコミ)
それはいーとして、(いーのか?)話の途中で妄想シーンになるあたり、
昔のミュージカル映画風。
作ってるポルノ映画の男優が日本のAVの男優に似ていた。
(なんで知ってる?)
ポルノを作ってるって設定でエロいかと思いきやエロくない。
おっと、最後にエロいぞ。(この部分の映像はレスリーが監督したらしい)
なーんて、いろいろ考えていたのが、オチで見事にぶっとんだ。
心の中で吉本みたいに思いっきりコケましたわよ。
ここはひとつ、おもむろに服を脱いで正座し
「私が不心得者でござんした」と謝るのが、
このオチに対する礼儀かもしれない。

 

 

<情けなくて、もー観たくない・・・かも>

 

ちょっとだけよん≪あらすじ≫

売れない映画監督のレスリー・チャン
最後に与えられたチャンスはポルノ映画の監督。
恋人に励まされ、しぶしぶ撮影をはじめるのだが・・・。

『恋戦 OKINAWA Rendez-vous』 2003.07.19

すっごく、すっごく期待して、観るのがもったいないが観なくては・・・と
意を決し、震える指でビデオのボタンを押したのよ。
んーなんじゃこりゃ?
あっさりさっぱりラブコメディーっちゅーとこでしょうか?
TVの深夜映画にぴったり。


とーにかく、レスリー様のお姿、拝めてうれしゅうございました。
とってもラフで自然なかんじのレスリー様でらして、ス・テ・キ。(ハート)
しかもね、しかもね、カタコトの日本語をしゃべってくださったのぉ~。
ちょっとハスキーで、でもかーいらしーお声。うふっ(目玉に☆刺してくれ)


この映画、レスリー様目的で借りたんだけど、
日本の俳優、お久しぶり~の加藤雅也はんがご出演。
この人メチャクチャいい男でしょ、お面(めん)が。
英語も話しちゃってカッコえ~し、もうニヤニヤが止まらない。


そしてなんと!
レオン・カーファイさんがちょいオマヌケな役で出ていたの。
その昔「男達の挽歌・最終章」で発見。
チョウ・ユンファが目に入らなくなるくらいホレてしまったのですよ。
んーと、『ラマン』に出てたっていうほうがわかりやすいか。
あの時のレオンさん、せくすぃ~でしたわ。
あんなガリガリのマセガキより私のほうがオッパイ大きいわよって
悔しかったな。(つまり、デブってこと?)


まゆ毛がつながっちゃうくらいクソおもしろくなねーストーリーだから、
映画っちゅーより、動く写真集。(何か別の言い方あるんじゃないの?)
「グラビアアイドルの○○子でーす。今度DVD出しました~」的な
お好きな方向けの映像集と思って、3人のえ~男を拝んどけーっ!
パンッ!パンッ!(←かしわ手)

 

サル・・・いや、ある情報によるとDVDにはレスリーさまの
インタビューの様子がオマケでついているらしい。欲しいーっ!!

 

<男女8人沖縄物語>

 

ちょっとだけよん ≪あらすじ≫

日本のヤクザ(加藤雅也)と取引のため、
沖縄にやってきた泥棒(レスリー・チャン)と相棒(名前知らん)
香港から休暇でやってきた警察官(レオン・カーファイ)とその彼女。
2人と親しくなった女。
男女8人沖縄物語。ラストにはきれーにカップリング。
さて、どいつとどいつがくっつくか・・・。